ですねん。そうなんですねん。昨日の夜から腰が痛いですねん。昨日、出がけに猫のトイレを掃除していて、ピリッと来たんですよ。その時は、そんなでもなかったんですけど、夜に片付けをしたせいでしょうか、股関節が悲鳴を上げてるようで、寝返りもキツイという感じになってました。
昨日、書かなかったのはそれよりも片付けモードに入ってしまって、気がついたら2時を回っていたためなんですけどね。その時もまだそんなじゃなかったんですが。そんなわけで、今日は一日横になって、CD三昧でした。
それも悪くないですよね。日の当たる日曜日に横になって音楽を聞いているというのは10代の時からずっと続いている至福の時間でもありますし。そうやっている時は色んなことを忘れますね。昔は腰が痛いことなんかなかったですけど。
まあ、その程度の腰痛は、一日横になっていれば治るという感じで、今は、どうにか椅子に座って書いてますけど。レギュラーの原稿は最低限やらないといけませんから。何とか、「毎日新聞」の「今月の3枚」はやりました。
今月の一位、というのかな。順位はつけてませんけど、並び方で言うとそうなります。奥田民生さんの「Fantastic OT9」。良かったですねえ。名人的、達人的という感じでしょうか。大げさなところも奇を衒ったところもないんですけど、実に味わい深く心地良いロックなんですよ。
フレーズや音の一つ一つに趣があるというのかな。それでいて過剰じゃない。枯れているという、日本的ないい方をすれば”わびさび”に近いのかな。俳句みたいなロックというと分かりにくいでしょうか。それでいて実に気持ち良いわけです。
音だけじゃなくて、言葉の味わいも絶妙でしたよ。陽水さんと組んだことの成果なんでしょうね。シュールなナンセンスさの中に心情が垣間見えるみたいな技。直接的に物を言わないことの奥ゆかしさみたいなものもあったりして。彼の最高傑作だと思いました。
シングルはRADWIMPSの「オーダーメイド」ですね。これをシングルにするんだ、と思ったくらいに媚びてない。それでいて彼ららしい細やかさと不定型なしなやかさに溢れている。全然テレビメデイアには出ませんけど、10代には届いてるんですよね。今のリスナーは確かだなあと思います。
そんなわけで、昨日書くべき原稿は結局出来ず。今日も予定通りには行きませんでした。色んな事があるわけですよ。寒いときは身体が硬いですから、こうなるんでしょうねえ。椅子もいけないのかな。こんなこと随分前から言ってますけど。駄目な時は駄目なわけで、気分的に追いつめられないようにしないとね。
追いつめられたと言えば、朝青龍と白鵬は面白かったですね。順当な結果というんでしょうか。これで朝青龍が勝ったらできすぎという感じもありましたし。でも、大阪府知事選で橋下さんが勝つなら、朝青龍が勝っても良かったかなと思ったりしますけどね。どういう関連があるのか、自分でも分かりませんが(笑)。
ということで、今日もビタミン剤を飲んでます。腰痛には、ビタミン剤が良いんですよね。今日は奥田民生さん、アルバムの最後の曲「明日はどうだ」を。ギターがダニークーチマー。ドラムはステイーブ・ジョーダン。渋いメンツです。じゃ、お休みなさい。