ということを書こうとしていたのだろうか、僕は(笑)。ミスチルの日産スタジアム、素晴らしかったです。コンサートが”作品”なんだということを実感しました。選ばれている曲のテーマや歌われていることの関連性と一貫性。演奏と歌、そして映像。全てが一つの流れの中で完成されている。そこにはお客さんもいます。
アリーナツアーの時もそうだったんですけど、数が増えたからと言って、単にステージの規模を大きくしたとか、マス用に水増ししたという感じが全くない。万を超す客席を相手に一対一できちんと向き合って、それだけの数があってこその感動を作り上げる。その極地とも言えるコンサートでした。
元々客席が歌っているシーンには弱いんですけどね。多分、お客さん本人は分からないでしょうけど、そうやってステージと一緒に歌っている時ってほんとうに素敵な表情をして居るんですよ。それはどんなコンサートでもそうです。それを見ていてじんわりしてしまうんですね。
特にそういうコンサートだったせいもあるんでしょう。客席は6万7千人。でも、誇大なあおりや仕掛けはほとんどなくて、せいぜいがささやかな花火と特効だけ。ともかく歌を伝えるということに徹していたということもあるんでしょうね。ほんとうに良かったです。
ま、ライブレポートはどこか他に書くことになると思うんで、この辺にしますが。ただ、昨日も今日も問題は場所でした。まあ、横浜アリーナでも同じことなんですけど、日産スタジアムは駅からもっと遠いわけで、時間がかかります。
夜ですから、しかも土日なんで、電車の本数も少なくなっていたりすると家までゆうに二時間を超えたりします。妙な時間に食事をすることになるんで、身体が重いわけですね。始まる前に済ませるには早いし、かと言って、マックで、という年でもないし(笑)。昨日もそんなこんなで遅くなってしまって、ここはお休みでしたけど。今日も、帰って原稿一本書いたんですよ。
で、松坂だ(笑)。どうなったんでしょうねえ。大体、起きてテレビをつけると後半、とい展開が多いのに。今日はとっくにいなくなってました。フォアボールで押しだし、その後に満塁ホームランじゃ目も当てられないです。疲れが出てるんでしょうねえ。今日は記者会見もなかったそうです。
こういうことを言ってはいけないのかもしれませんけど、最近、松坂への判定がきびしい感じがするのはひいきの引き倒しなんでしょうね。先日のイチローのベースの判定も不可解でしたし。アメリカ人って、英語が下手な人が一生懸命話そうとするのには実に親切ですけどペラペラな人にはキツイ傾向がありますよね。
でも、それは日本にもありますからね。だって王さんのホームラン記録を外人が抜こうとするとよってたかって邪魔したりしてましたよね。人のことを言えないわけですね。むしろ、残念ながらそういう面はアメリカの方がフェアでしょうから。
ということで、この辺で。曲は今日もやっぱりミスチルかな。「口笛」。6万7千人の大合唱は感動的でしたよ。じゃ、お休みなさい。