ようやく暑さが一段落した感じですが、昨日、いきなり涼しくなってしまって今度は反動みたいにグッタリしてますね。昨日も「J-POPマガジン」が終わってから行こうかなと思っていたライブを断念、pcも開かずにさっさと寝ました。今日も、なかなか起きられずに結局家にいました。この間も書きましたけど、こんなに家にいる夏は初めてでしょう。
で、今日は、このタイトルになった二人でした。めったにこの二人の名前が一緒になることはないでしょうね。もちろん、この二人が一緒に何かをしたとか、そういうんじゃないですよ、当たり前ですけど(笑)。
先週、矢沢さんのインタビューをしたんで、そのテープ起こしというのをやって、高橋真梨子さんのDVDを見ていたということで、繰り返しますが特別なことがあったわけではありません(笑)。でも、こういう二人のことで一日がつぶれたというのは自分でも初めてかな。
高橋真梨子さんは、9月1日の「J-POPマガジン」で、スペシャルがあるんですよ。今週、インタビューなんで、その予習ですね。予習だって、学生みたいですけど。そうだ、予習っていう言葉をコンサートで最初に意識したのは、86年の渡辺美里さんの西武球場だったと思いますね。「みんな、予習してきたよね」と言ったんじゃなかったかな。
それまでのロック系のコンサートでは「予習」なんて言う言葉は絶対に出ない感じでした。だって、矢沢さんの”成りあがり”とか、尾崎君の”盗んだバイクで走り出す”みたいな感じがロックでしたから。”予習”という勉強系の言葉がすんなり出てきたことに新鮮さを感じたわけです。ロックコンサートが普通の若者の”元気印”の場になっていったきっかけだったと思いますね。
何の話しだっけ。そうだ、高橋真梨子さんだ。DVD「Song For You」という約4時間のDVD。面白かったですね。彼女のおいたちや音楽的経歴、スタンダートからカバーまでを歌いこなしたライブ映像。ほんとに「彼女のすべて」という感じでした。
彼女もペドロ&カプリシャスでのデビューが72年。今年35周年なんですよ。初めて逢うんですね。これだけ長いキャリアなのに初対面というのはかなりのプレッシャーで、ちゃんと”予習”をしないと逢えないぞ、ということだったんですけど、それを見ていて、改めて彼女の存在を再認識した次第です。
まあ、それは番組をお聞きいただくとするんですが、実は矢沢さんもキャロルからデビュー35周年なんですね。彼の方は何度も取材しているんで、同じキャリアにありながら、対照的だなあと思ったりしました。
以前、阿久さんがなくなった時に書きましたけど、やっぱり”こっち側・あっち側”というのがあったんでしょうね。真梨子さんは音楽雑誌にも出ませんでしたし。かと言ってテレビでもそんなに歌わない、独自のポジションだったわけです。でも、スタンダード・ジャズを歌わせたらほんとにうないですよ。もっと評価されても良いよなあと素直に思いました。
ともに現役ですしね。矢沢さんは昨日のRISING SUNフェスにも出てるんですよね。真梨子さんは年間50本近いツアーをやってます。しかも、二人とも若い頃より遙かに魅力的です。そうだ。年も同じなんだ。すごいな。暑いとかバテたとか言ってる場合じゃないね(笑)。
さ、月曜日から気持ちを新たに頑張りましょう。来週はコンサートも多いです。屋内ですけど(笑)。というわけで、今日の曲。やっぱり名曲ですよねえ。阿久さんの詞の中でも好きな部類に入ります。「五番街のマリーへ」。じゃ、お休みなさい。