急に温度が下がりましたね。昨日はそんなでもなかったですけど、今、一周してきたら、セーターが必要なくらいでした。風邪も冷たかったですし。でも、猫にとっては暑いより楽なんでしょうか、美也子も二日続けて出かけました。
でも、出ると前後の見境がなくなってしまうんですよね。喉をゼーゼーヒューヒュー言わせながら、一点を見つめたみたいに前進あるのみになってしまって、いつもは出ない道路を横切ってしまったりするんで危なっかしくて、その都度、ピックアップしてしまうんですけどね。多少元気そうに見えるのは寒くなって毛が増えたせいかもしれません。夏よりも毛つやが良くなってる感じです。
木枯らしとまで行きませんけど、このくらいの温度になると、やっぱり昨日の話の続きになりますね。北海道話。年代がいい加減で失礼しました。でも、思い出としては、昨日の人畜無害が最も劇的でしょうか。北海道じゃなくてもそういう場面に遭遇することはあんまりないですよね。70年代の新宿くらいでしょうか。あ、新宿話には行きませんよ、今日は(笑)。
一昔前の音楽業界には"北志向”という言葉があったそうです。「困った時の北志向」というのが歌謡界の定番だったと言うんですね。つまり、「最近ヒットがないなあ」と思った時には、北を舞台にした曲を出せば良いという一種の方程式であります。かなり安易ですけど(笑)。
結構ありますよね。「北の宿から」とか「津軽海峡冬景色」とか、歌謡曲のスタンダードに北を歌ったものは多いです。歌謡曲じゃないですけど「襟裳岬」もそんな一曲でしょう。でも、最近は聞かないんですよ。というより、最近の傾向は逆だそうです。
逆、つまり南志向みたいです。沖縄ですよ。ここ数年の沖縄の元気さが証明しているかもしれません。沖縄に住みたいという人が増えているのもそんな反映でしょう。僕らの若い頃は、「北海道の牧場ライフ」というのが憧れでしたからね。夏休みに北海道の牧場でバイト。僕は行けませんでしたけど、結構、友達にもいました。最近はどうなんでしょう。沖縄の民宿は人気のようですが。
何なんでしょうね。日本人のメンタリテイが変わってきたのかもしれません。北の風土の持っている一途さや厳しさの中のストイックなドラマ、みたいなことよりもリラックスした安らぎを求める人の方が多いと言うことでしょうか。
どっちかなあ。でも、そんな風に二者択一にはなりませんよね。特に優柔不断なAB型としては(笑)。両方良さがある、というバランスを取ってしまいますが。でも、日本の国内でいつでも行ってみたいところというのは北海道と沖縄だけですよ。そこに行くのならどんな仕事でもやりますよ、というのは。
頻度としてはどっちが多いだろう。やっぱり北海道かな。街が多いですし、コンサート会場も沖縄の比じゃないですからね。街の記憶はそのままコンサートの記憶です。コンサート取材の絡まない昨日の「人畜無害」は例外ですね。
一つ一つのホールをあげてゆくと時間が足りませんね。それはまたの機会ということになりそうですが。またの機会というのがやたらと多いですね(笑)。まあ、締め切りもないわけですし、スポンサーが降りて番組が終わるということもないわけですから、そのウチに、そういう話しになることもあるでしょう。
45分はあっという間です。そろそろですね。若干、家のことで厄介なことが起こってしまって、大変になってます。あ、夫婦仲とかそういうんじゃないですからご安心を(笑)。ということで今日最後の曲です。北志向。こんな曲がありました。大学の文化祭で、これ、みんなで歌ってましたね。恥ずかしい時代だな(笑)。小林旭さんで「北帰行」。窓は夜露に濡れてますよ。じゃ、お休みなさい。と言ってしまってからやっぱり曲を変えましょう(笑)。北海道の情景という意味ではこの曲でしょう。みゆきさんで「ホームにて」。駅長さん、お休みなさい。