蒸し暑いですね。夏らしい日は好きなんですが、蒸し暑いのはきらいですとか勝手なことを言ってますが(笑)。亜熱帯ですから仕方ないんでしょうけど、蒸しますね。虫増すね。増してます。さっき散歩に行ったら、蝉らしい羽音が木のこずえでかなり大きい音でしてました。
出たがり姉さんのトミーが帰ってきません。いつもは2,30分もテリトリーを回って、適当に草を食べて帰るんですが、昨日はなんと2時間も外に出ていて、家に入れるのが大変でした。玄関の前でスフィンクスみたいにダラッと寝そべってしまって動こうとしないんですね。「入りなさい」と言っても知らんぷりで、こっちが出て行くと、逃げてしまうという繰り返しで、業を煮やして、玄関も裏口も全部音を立てて閉めてしまうと、近くまでは戻るんですけど、開けるとまた遠くへ行ってしまうという具合なんですよ。
玄関前にいるのを見計らって、裏口がから回って、追い込もうとすると足の下をすり抜けてゆくし、まるで漫画です。最終的には、サッカーのデイフェンスのように猫の前に両手を広げて、通せんぼをして回れ右をさせたんですけど、夜中の2時半ですよ。近所迷惑であんまり音も立てられないし、早く寝たいし、参りました。そういう今も、外にいます。
出よう出ようと言うんで一緒に出るんですけど、しばらくすると「アタシ帰らないからね」と草むらの中に入ってしまいました。これを書いたら、見に行くんですけど、明日、「J-POPマガジン」で早いわけですから、頭が痛いです。
真夏の夜のプチ家出、ということなのかな。でも、猫で幸いかもしれませんね。ウチの娘も昨日から帰ってこないというお宅もいらっしゃるかもしれません。ご心配でしょうね。と言いつつ、自分のことを振り返れば、学生時代の夏休みは家にいる方が少なかったです。まあ、外泊して世間を知るわけですからね。
お盆休みだそうですね、他人事のようですけど、他人事です(笑)。味スタが終わって現実に引き戻されたみたいで一気に綱渡りです。今にも切れそうな細い綱と、こんがらがってほどけなくなった綱と、何人もが同時に引っ張ってぷっつんとなりそうな綱と。その上で、足踏みしているような際どい状態です。綱が切れるかこちらが落ちるか、さあどっちでしょう。
綱渡り。英語でタイトロープ。日本語で鯛とロープ。泳いでいる鯛をロープで縛ろうとしてむなしい努力をしている状態、違いますね。雌の鯛を縛って調教しようとしている変態の緊縛師、もっと違いますね。でも、夏を乗り切らないと秋が来ないわけですからね。すごい夏になってます。
何を言ってるか分からないでしょうけど、そういう綱渡りでもありますね。もっと分からないでしょうけど(笑)。これだけ大変な想いをしたのだからきっと良いことがあるはずだ、小田さんは、目の前のハードルが高い時はそう思うようにしているんだそうです。この夏が越せれば、きっと、素晴らしい秋が待っていることでしょう。
明日の「J-POPマガジン」は倉木麻衣さんの後編。番組のパートナーの横田佳織さんが、「いつもと違って堅い」と言ってましたけど、そうかもしれません。明日は、野外イベントのピークですね。でも、僕は綱が待ってます。縄、じゃないですよ。お縄だったら牢屋ですからね。そういう種類じゃないです(笑)。謎かけみたいですが。謎です(笑)。
そんなわけで、今日最後の曲です。ふっと思い浮かんだのはジュンスカでした。「歩いてゆこう」。どんな曲だっけ(笑)。トミーはまだ帰りません。じゃ、お休みなさい。