今、一本原稿終了。夜はサンプラでウルフルズ。その後は、社員が沢山辞めている東芝の旧知のスタッフと食事をします。で、戻ったら、ブラジル戦の最中でしょう。じゃ、いつこれを書くのかなと思ったら、今しかない。時計を見ながら書いてます。
元々放送作家なんで、時間を見計らいながら書くのはそんなに苦痛ではないですけど、またどうでも良いことを書きそうで、少し自制気味です(笑)。
昨日は、イタリア・オーストラリアに感動しました。pkが決まった時は少し泣きそうでした。あんなに劇的な終わり方ってあるんだと思いました。ヒデイング監督は悔しかっただろうけど、顔に出さなかったですね。ああいうのをサムライと言うんだろうな。だって、延長になればオーストラリアの勝利は間違いないという手応えでしたからね。サッカーは面白いです。再発見してます。
Bank Bandの「TO YOU」を聴いてました。カップリングは何とオフコースの「生まれくる子供達のために」でした。名曲です。「さよなら」がヒットした後に出たシングルなんですよね。当時、ああいうメッセージ性の強い曲は、売れると思われていなくて、レコード会社のスタッフですら「何でこういう曲を」と難色を示していました。
でも、個人的に言うと、僕がオフコース、そして小田和正という人に対して「一生聴きそうだ」と思ったのはあの曲でした。今年のap bank fesの楽しみの一つが、BankBandと小田さんがあの歌を一緒に歌うというシーンなんですよ。7月16日ですね。
先週の土曜日かな、武蔵浦和の駅でこんなことがありました。数人の若いお母さんが談笑していたんですが、その中の一人のヨチヨチ歩きの赤ちゃんが、一人で歩いていて、僕の横でバッタリ倒れたんですよ。ほんとにヨチヨチで、コンクリートに顔を着けてしまうくらいにバッタリでした。僕は慌てて、その赤ちゃんを起こしたんですが、それを見て気づいたお母さんがすっ飛んできて、赤ちゃんを奪うようにして、ものすごい形相で僕を見るんですよ。
悲しかったな。確かに風体は異様かも知れませんけど、僕も、曲がりなりにも子供を育てた経験はあるわけで、怪しい動機があるわけがないんですが、そう見えなかったのかも知れません。でも、そういう世の中になったんでしょうね。近所の子供好きのオジサンというのは、真っ先に母親から警戒の目で見られる。
何でこんな社会になったんでしょうね。「生まれくる子供たちのために」を聴いていて、そんなことを思い出しました。今の親御さんたちは、子供達に何を残して何を伝えようとしているんでしょう。「TO YOU」にも、そんな未来への願いのようなものを感じます。
そういう曲を聴いていると、やっぱり音楽しかないのかなと思ったりするのですが、そろそろ出かける時間です。そんなわけで、また。