一日の終わりに。どうすか、このタイトル。何だか賛美歌みたいでしょ。今日も無事に終えたことを神に感謝します、アーメン。という感じかな。僕はクリスチャンじゃないですけど。あ、でも、幼稚園はカトリックでしたね。卒園の劇は、キリスト誕生で、僕の役は羊でした。いや、そういう話じゃないんだ。今の世の中でキリスト教の話なんか始めたら、それこそイスラム教とキリスト教というところまで広がってしまうし、そういうことでこんなタイトルにしたわけではありません。
そう、アーメン、が余計だったんだ。そういう気分になる日がありますよね、という話をしようとしたわけです。色々忙しかったり大変なこともあったけれど、無事に終わったなあ、とちょっぴりしみじみしたような透明感に包まれる日、とでも言うんでしょうか。虚脱感というほど空しくない。疲れてはいるんですけど、それなりに満たされている感じ。今日がそういう日でした。
前置きが長いぞと。今日は、インタビューが3本と打ち合わせが一本。インタビューは”した”のが2本と、”された”のが一本。結構長い一日でした。
”された”のは昨日もお話しした浜田省吾ファンクラブの会報誌「ROAD&SKY」。ソロデビュー30周年で、色んな業界の人へのインタビューと言うことでした。色んな話をしてしまいました。初めて他人に明かしたと言う(大げさだけど)こともありました。だって、30年だよ。まさか30年後にこんな話をしてようとは、あの頃は思っても居なかったわけですからね。インタビューしてくれたのは、会報誌の編集長、古矢徹さん。さあ、どんな風にまとめるのかな。発行は7月初めになるそうです。僕がお楽しみに、してます(笑)。
インタビューしたのは、毎日新聞の作詞家・岩谷時子さんに関しての周辺取材。そして、もう一本がGLAY!良いインタビューだったなあ。メンバー全員。7月12日にシングルが出ることは発表になりましたが、その曲「G4」についてと、8月5/6日の氷室京介との対バンについて、そして今後のGLAYについて。逢うのは年末に、武道館についてのインタビューをして以来でしたけど、みんな実に良い感じでした。ここから始まるという期待感一杯のインタビューは、6月27日発売の「B/PASS」で掲載です。これをまとめるのは僕ですから、楽しみにしてるのはメンバーと皆さんでしょう(笑)。
やっぱりGLAYは良いな。そんな余韻もあって、「B/PASS」の編集長と担当の編集者と新宿のション横で軽く飲んでお開き。何でション横かというと、二人とも行ったことがないということだったんで。担当は新宿育ちなのに、ですよ。あの中の40年以上前からある老舗(ただ、古いだけ)の居酒屋で、GLAY・氷室話で盛り上がりました。
そうやって飲みながら好きなバンドやアーテイストの話をしている時が一番楽しいね。これじゃただのファンですが。でも、最終的にはそうなんですよ。今日のインタビューでも、「味の素スタジオム、ほんとに楽しみだ」と、何気なく言ったら、TAKUROくん(これも親愛の情のクンです)から「それじゃ、ファンと同じじゃん」と突っ込まれてしまいましたが。心の中では「ゴメン、ただのファンなんだよ」とつぶやいてしまいました(苦笑)。
そんなこともあって、これを開いてふっと思いついたのが「一日の終わりに」だった、という次第です。でも、実はまだ終われないんですよ。そう散歩が残ってます。もう、足下に「出たがりトミー」が座り込んでます。
昨日は大変だったんですよ。早く寝ようと思って、トミーを早めに連れ出して誤魔化そうとしたんですが、寝る前に、婆ちゃん猫の美也子(という名前ですが。ミヤミヤ泣くからですけど)、のっそりと「アタシも行くわよ」と出てきてしまい、仕方なくちょっと出たら、「出たがり」もついてきて、おまけに美也子は隣の家のクルマの下で動かないし、トミーも近所の庭で仁王立ちして戻ろうとしないし、「帰れ」「帰らない」(とは言いませんが)と押し問答。ようやく気が済んで帰ったのが約一時間後。二時近くなってました。やっぱり怪しいね。
ほんとに「良い一日だったね」となるかどうか、今から散歩です。