何とか昨日の放送は乗りきりました。薬のせいでボーっとしていて、夕方家に帰って、すぐに寝ました。おかげで昨日の締め切りが今日にずれこんでしまいました。喉はどうやら復帰しそうですが、鼻が相変わらずぐすぐす言ってます。寒かったり暑かったり、妙な5月です。
明日は宇多田ヒカルさんのインタビューです。午前中に何とか原稿を一本書いて、その後は、ずっと彼女のアルバムを聴いてました。何しろ初対面なんですよ。結構、緊張してます。一昨日は、彼女がスタジオに現れない夢を見ました。
割とあるんですよ、そういう夢は。コンサート会場にたどり着かないとか、会場が分からないとか。音が聞こえているのに入り口が見つからないとか。開演時間に間に合わないとかね。しかも、その会場が一緒なんですよ。どこかで潜在的に焼き付いてるんでしょうね。
学校の夢もよく見ますね。教室が分からない、教科書を持ってない。試験の範囲が分からない。しょっちゅうです。知っている顔が全然いないとかね。高校か大学ですね。あんまり幸せな学生時代を送ってないと言うことかな。シュン。
若い頃は夢の中に出てくる女の子というのがいましたね。夢にしか出てこない。自転車の後ろに乗っていたり、駅でばったり逢ったり。でも、実在の子じゃないんですよ。夢から覚めて、可愛かったなあと思ってため息をついたりしたこともありました。最近見ませんね、もうそういう年じゃないんでしょうけど。
空を飛ぶ夢も多いです。自分の膝を抱えると身体が宙に浮くんですよ、ビルからビルを伝って飛んで行くんです。以前、ユニバーサルスタジオのETの自転車に乗った時は、夢の中の気分が味わえて、感激して号泣してしまいました。何だか変な奴でしょう(苦笑)。
で、宇多田さんです。これだけのキャリアのある人に初対面というのは気後れしますよ。何でそうなったかと言うと、彼女がデビューした98年は、僕はGLAYのツアーに同行したり、そのことを書き下ろしで「夢の地平」という本にしたりしていて、その年にデビューした人とは殆ど接点が持てなかったんですね。
彼女はあっという間に、大ブレイクしてしまい、回りのガードも堅くなり、その頃に逢った人しかインタビューしにくい空気も生まれてきて、機会を持てないままになってました。「初めまして」と言うとき、ぎこちなくなりそうで、胃が痛い感じです。今夜は眠れそうにない気がします。どうなりますか。