何だか一週間が早い!放送でも言ったんですが、同じ時間の流れなのになんでこんなに速いと思ったり遅いときがあったりするんでしょうね。いやな週は早く過ぎたり、楽しいときはゆっくりと時間が経って行く装置があれば良いのにと思いますが。でも、それじゃまるでドラえもんじゃないか、イイトシして(笑)。
ドラえもんといえば、スキマスイッチが主題歌「ボクノート」を書いたときに、子供のころに映画館で最初に感動したのが「どらえもん」だったという話をしてました。実は、ボクも初めて息子を連れて行った映画が「どらえもん」でした。結構良かったんですよ。何の話か忘れましたが、子供が涙ぐんでいるを見て、なぜか安心した記憶があります。きっと、普通に育っているなと思ってホッとしたんでしょうね。若干家庭に問題がありましたからね。と、他人事のように言ってますが、原因となったのはすべて私の不徳のいたすところでありました。
そういうホッとするような感傷というのはありますよね。今日の放送のゲストだったAIさんもそんな一人でした。、ロス育ちのヒップホップ姉ちゃんという先入観があったんですが、ぜんぜん違って、ホッとするようないい子でした。いい子は変だな(笑)。キップもいいし、それでいてシャイなあったかさもある。がんばって欲しい女性アーテイストの一人です。
で、そういう意味で言えば、今日、武道館で見たコブクロもまさにそんなライブをやってくれてました。最近は武道館も珍しくなくなって、中には「通過点です」と感慨もなく言ってしまう人もいますけど、彼らはそうじゃなかったですね。ストリートから武道館。そんな道のりを感じさせました。「桜」で黒田くんが泣いたんですよ。何だかぐっと来てホッとしました。ぐっと来てホッと。昔の田原俊彦の曲名みたいだね。何だっけ、「ハッとしてグー」だっけ。あんまり良く知らないけどね。(笑)。
彼らは最初の渋谷公会堂からしばらく見ていて、久々でした。デビュー曲の「Yell」をやらなかったのは、あの曲がなくても大丈夫という自信だったんでしょうね。デビュー曲が良すぎて、なかなか超えられないという印象でしたから。一皮も二皮もむけました。トークの面白さとコンビネーションの良さはCHAGE&ASKA以来でしょう。ライブは折り紙つきです。
明日は雨だそうです。ゴールデンウイーク終了の涙雨、でしょうか。