・というわけで年が明けました。2018年、改めておめでとうございます。昨日書いてからちょうど24時間くらい。でも、街の風景や空気は一変。昨日と今日が繋がっているとは思えないくらいの変わりようです。別人、という言葉を借りれば、別世界に近いくらい。
・いくらなんでも別世界は言い過ぎですもんね。若い頃は、世を拗ねていましたから、暦が一枚めくられたくらいで何が変わるんだ、と思ってましたけど、今は、違いますね。暦が変わっただけで、こんなにも世界が変わる。これが人間の知恵だ、と思うようになってます。
・どんなに嫌なことや辛いことがあっても、過去のものにしてしまえる。水に流せずとも昔の話として忘れることくらいは出来る。そういう転換側が出来るからこそ、新しい自分になられる。成長とか進歩というのは、そういう積み重ねじゃないでしょうか。
・というような話が、年々説教臭くなってますね(笑)。でも、物わかりというのは、そういうことなんだろうとも思いますよ。引きずらない。そんなことあったっけで済ませられるようになる。済まないことが山のようにある、と知りつつ、そう思える。思うしかないと思える。
・だって、変わるのは、街の景色や人々の表情であって、世の中の仕組みとか、政治のからくりとかは全く変わらないわけですからね。若い頃は、そういう大状況に対しての正義感が強かったりもしたんで、どこがめでたいんだ、的な気分になっていたんでしょう。
・というようなことをのうのうと書けてしまうのが物わかりね(笑)。そんなもんが良くなってどうする、そんなもん捨てちまえ、ってさっき書いたことと全然違いますけどね(笑)。、ま、今年も色んな事があるんだろうな、と思うわけです。
・久々に近所の神社に初詣。元日に行ったのはいつ以来か思い出せません。1時間以上並んで二礼二拍。お天気が良かったんで、並ぶのは苦じゃなかったです。カミサンと世間話をしながら待ってました。おみくじは吉ね。でも、書かれている短歌は素敵でした。
・そう、あのおみくじに書いてある短歌は誰が作ってるんでしょうね。百人一首みたいなものだとしたら、詠み人がいるでしょうし、だとしたら明記されてますもんね。おみくじライターとでも言われる歌人がいるんでしょうか。
・生放送も原稿もない。こんなに穏やかで何にもしない元日があっただろうか、ということでビールを飲んでしまいました。酔い、早かったです、缶ビール二本であっという間(笑)。あ、缶ビールはちゃんとグラスに入れて飲みますよ。そうじゃない人も結構います。プルトップを引き抜いてそのままグイというのが好きな人とかね。あなたはどっちでしょう。
・どうでも良い話だな(笑)。曲ですね。元日と言えばこの曲です。はっぴいえんど「春よ来い」。除夜の鐘とお雑煮が出てくる日本のロック。でも、ドロップアウト。家族と一緒の正月を拒否した若者のうた。何だか愛おしい。20代の自分のことみたい。みたい。じゃなくて、自分のことだと思ってました(笑)。じゃ、お休みなさい。