FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の6月の特集がウルフルズ。明日は、その前半分のインタビュー、メンバー4人全員です。5月24日、昨日かな、14枚目のオリジナル「人生」が出ます。すごいタイトルでしょう。一見大上段、でも、歌っている内容は身近。親近感一杯。泣き笑い感に溢れてます。
ウルフルズのインタビューは久々です。2007年のアルバム「KEEP ON、MOVE ON」以来ですね。あの時はトータスさん一人だったんで、メンバー4人は、いつ以来だろう。2003年の「ええねん」以来じゃないでしょうか。一時お休みしていたベースのジョン・B・チョッパーが復帰した時以来だと思います。
今年はデビュー25周年。関西のバンドの中でも群を抜いた存在感を放ってますね。関西弁があんなに似合うバンドもないでしょう。言葉だけじゃなくて、バンドのパーソナリテイが関西という感じ。関東にはない人なつこさもあります。喫茶店でカツ丼を出すみたいな、ぶっちゃけ方というのかな。
そういう意味では僕も関東の人間ですから、関西のあの身も蓋もなさはたじたじになることの方が多いですけど、彼らは、それが身についている。音楽になっている。ソウルやブルースの体温というか、体臭みたいなものを持っている。希有なバンドじゃないでしょうか。
笠置シズ子さん的というと分かりやすいかもしれません。”わてほんまによういわんわ”という関西弁の歌がありましたけど、あの感じ。関東の人間はひ弱ですからね。ああいう泥臭さや人間くささがない。すぐに弱音を吐いてしまう。今回のアルバム「人生」は、関西的たくましさの極めつけという印象でした。
というわけで、曲です。アルバム「人生」から「バカヤロー」。すごいタイトルでしょう(笑)。これがほろりとさせるんです。あ、氷室さんのフィルムコンサート・ツアーは、新たに編集されたもので、映画館で上映されたものではありません。念のため。じゃ、お休みなさい。