今、海浜幕張のファミレス。BAY FM「MIND OF MUSIC」を終えたばかり。来週4月25日にデビュー40周年を迎える達郎さんの特集。無事終わりました。やっぱりそういう感じかな。無事、でした。40年間を一回でたどるわけですからね。何をどこまで話すのか、どんな曲をかけるのか、昨日と一昨日は、それに使ってしまいました。昨日は寝られなかったです。
プレッシャーというのでもないかな。神経が立って、頭が冴えてしまって眠れない。終わってみれば、そこまで考えることもなかったという結果ではあるんで、取り越し苦労ということにもなるんですけど、それは今だから言えることでしょうし。細かいデータとか、年号や名前。その時の事実関係、そういうことに正確なアーティストの代表でしょうからね。
最初は、こういう機会ですから、70年代だけの特集にしようかとも思ったんですよ。シュガーベイブは、何度も見てますし、解散コンサートも行ってます。四谷のロック喫茶で、バンド結成前に作った自主制作盤も買ってますからね。でも、70年代だけじゃ偏りすぎだよなあと思って方針変更。アルバムから一曲ずつというのも曲数が足りない。
結局、40年を駆け足でたどるという形になりました。ポップス不遇の70年代、バブルの80年代、アナログからデジタルに劇的に変わった90年代、そして、震災を挟んだ2000年から2010年代。どう変わっていったかの概要が少しは伝えられたかなという気はしてます。少しね(笑)。
過去を語るというのは、って、またその話か(笑)。吉井和哉さんがいみじくも言ってたことがあるんですよ。彼はイエロー・モンキーというバンドをやってたわけですけど、もう一度イエモンをという人は、イエモンが好きということもあるだろうけど、あの頃の自分が好きなんじゃないの、と言ってたんですね。
そういう面はありますよね。あの頃の音楽が好き、とそれいうことと、あの頃の自分が好き、なつかしいということ。それが重なっているのが音楽の良いところなんでしょうけど、今日も、そこは気を遣ったつもりです。自分が見たと言うことを言いだけなんじゃないの、と言われたら負けでしょうからね。もちろん、勝ち負けではないですけど。
1975年4月25日がシュガーベイブのアルバム「SONGS」とシングル「DOWN TOWN」が発売日、その一週間後、5月1日にデビューしたのがAIDO(今の表記ね)でした。「MIND OF MUSIC」、5月3日の放送が浜田さんの新作アルバムです。「J-POP LEGEND FORUM」は、5月一ヶ月間、彼を特集します。楽しい季節が待ってます(笑)。
というわけで、日曜のファミレス、あんまり長居は嫌がられます。夜は、国際フォーラム。TOKYO FMのイベントコンサート。ユーミンとJUJUと秦基博という顔合わせです。曲ですね。達郎さんの「セールスマンズ・ロンリネス」。アルバ「COZY」の中の曲。”夏だ、海だ、達郎だ”というイメージとは相当に違います。じゃ、また。