無事終わりましたよ。”よ”、だ(笑)。公開試聴会&公開インタビュー。明日発売の美里さんの30周年アルバム「オーディナリーライフ」を語るというインタビュー。50分くらいはあったかな。丸3年間かけたという力作のいきさつや個々の曲の背景。そして、30年という時間。途中で涙ぐんでしまうという場面もありました。
30年のうち、29年は見てきてることになるのかな。インタビューは前作アルバム「セレンディピィ」以来だから、最近は数年に一度しか会ってないことになりますが、インタビュー中にそこまで募ったのは初めて見ました。それだけ気持ちの入ったアルバムだったということになりますね。
30周年、という時間。その間に関わったゆかりのミュージシャンが曲や詞を提供、演奏に参加したりという面と、全く新しい世代。まさに子供のような年代の人たちが関わっていたり、単に同窓会的な交流を図ったという次元にはとどまらないアルバムです。
だって、大江千里、木根尚登、伊秩弘将、というおなじみに人たちから、サンボマスター、WEAVER、CARAVANという新しい人たち、YO-KINGやザ・モッズという同じ時代の人たち、という具合。ジャンルもスタイルも違う曲を、しなやかにたおやかに、堂々と歌いきってます。まさに歌うたいの真骨頂という感じ。
プロデユーサーが佐橋佳幸さん。彼女の高校の先輩。みごとなまとめ役ぶりを発揮してます。というようなことを逐一聞いていったわけですね、って説明が長いか(笑)。まあ、インタビューは、そういう意味でも非常に濃かったわけですが、予想外だったのが試聴会でした。
緊張したんですよ。あんなに緊張するとは思わなかった。インタビューは、ある意味で日常ですから、緊張するにしても把握出来るんですね。でも、公開試聴会は、初めてかな。アルバム一枚流しっぱなしなんですよ。間奏やアウトロで簡単な説明を加えてゆくんですが、どこまで言えば良いのかなとか。しかも本人が袖で聞いてるわけですからね。
聞いているところを見られているというのも妙な感じですよ。曲の間休みます、じゃありませんからね。聞いている方もそうだったんじゃないでしょうか。貴重な体験をしたと思って頂けると嬉しいです。予想外にぐったり疲れましたけど、またやってみたいというやみつきにもなりそうですよ(笑)。
というわけで、オンエアは、4月5日、午後八時からのNACK5です。曲ですね。美里さんのアルバムのタイトル曲「オーディナリーライフ」を。じゃ、お休みなさい。