見てきました。渋谷東宝シネマでの試写会。当たり前でしょうけど、満席でした。いや、すごかったですね。全編が彼のライブ。80年代初めから2008年の最後のステージまで、ほぼ30年分のライブを見事に編集している圧巻のライブショー。
しかも、音がすごいんです。それだけの時間とまちまちな場所でのライブなのにも関わらず、統一感がある。まるで、今、どこかで行われているコンサートのパブリックビューイングを見ているような錯覚すらしてくる。
音だけじゃないですよ。声もです。若い頃のライブのはずなのに、最近の曲と違和感がない。見た目は違うんですよ。細くてとんがってる頃の映像も沢山あるし、ふっくらとした頃のものもある。でも、歌や声にはぶれが全くない。
それは、若い頃からほんとに歌がうまかったということの証明でもありますね。ソウル、リズム&ブルース、ロックンロール、バラード。全18曲、125分。まさにライブ1回分、MCも効果的に入ってます。彼が何を伝えようとしたのか、堪能出来ます。
代表曲のオンパレードは、”入門編”なんだそうですよ。つまり、上級編もあるということでしょう。アプローチを変えた作品が出てくるのかも知れません。スタッフが「清志郎さんは、生きてます。どっか旅してるだけです」と言ってましたけど、そういう感覚になると思います。
公開は2月10日から全国の映画館で公開。来年の楽しみの一つでしょうね。その前、12月24日に一日限りのクリスマス特別上映会もあるそうです。11月8日、正午にその日の上映館の発表があります。今、映画館、音、良いですからね。みゆきさんの「縁会2012~2013」も来年、あります。
というわけで、清志郎さんですね。あ、「深夜食堂」、粗筋ありがとうございました。よく分かりました。イカと里芋を一緒に煮るのは関東地方だけということも(笑)。興信所もの、というのは、どんな内容であれスリルがありますよね。曲ですね。清志郎さんの「毎日がブランニューデイ」を。じゃ、お休みなさい。