これから帰るところであります。今、昨日のコンサートについての「B・PASS」の原稿を書いて送ったばかり。ホテルだと延長料金が高いんで、適当なところで空港に移動、ラウンジで書きました。400字9枚くらいかな。最近、ほんとに原稿が遅くて、6時間くらいかかりました。
若い頃は早かったんですけどねえ。1時間に平均3枚。早いときは4枚は書いてましたからね。考えるより先に言葉が出てきた。もう駄目ですね。えーとえーとという感じでよっこらしょ、という感じです。言葉が出てこない。出てこないだけじゃなくてすぐ忘れる。あれ、さっき何か書こうとしてたんだっけ、という連続であります。
でも、今、400字何枚と言わないんですよ。この間、ある音楽雑誌のアラサー女性編集者と話していて、枚数を口にしたら、「それって何行」「何字ですか」と言われてしまった。そうですよね。原稿用紙が使われないんだから400字詰めという単位がない。困ったもんです。
他に例えようがないんですよ。単行本はだいたい、400字詰め300枚くらいとか、目安になってますからね。300枚というのは、12万字か。大作って言われる小説も1000枚くらいでしょう。400万字の単行本か言われてもね、ぴんと来ません。
福岡、雨です。昨日の初夏を思わせる汗ばんだ陽気が嘘みたい。東京はどうなんだろうな。昨日の夜はホテルのレストランで食事をして寝ました。朝、早かったからね。8時間くらいは横になってましたけど、1時間おき睡眠は変わらなかったですね。
というわけで、帰ります。曲ですね。福岡と東京を結ぶ歌。甲斐バンドか、「東京の一夜」。”東京で過ごす一夜はこの街で過ごす一年のよう”。今は、福岡も、立派になってますから、そんなに違いはないと思いますけどね。じゃ、また。