寒いです。東京も寒かったですけど、大阪も負けずに寒い。今、ホテルに戻りました。インタビューは良い感じでした。何だか初顔合わせとは思えないくらいの親近感。すっかり二人が好きになりました。約2時間、色んな話をしました。
アルバムが出るんですよ。「憂歌兄弟」という名義です。昨日、アルバムのことを書いてしまってから、ひょっとしてまだ情報公開されてないのかなと思って慌てて消しましたけど、去年のクリスマスに公になってました。とっても素敵なアルバムです。
昨日、関西の泥臭い生活感と書きましたけど、あれは先入観。もっとおしゃれというか、肩の力が抜けていて、それでいて全編ブルースが流れているという心地よいアルバム。内田勘太郎さんというギタリストと木村充揮さんというヴォーカリストの会心のコラボレーションアルバムです。
高校生の時からのつきあいの二人が還暦を迎えてお互いの人生を俯瞰している。なくなった島田さんへの思いもさりげなく淡々と歌っている。言葉にしないから伝わること、大げさにしないから分かること、そんな感情の奥行きが何通りにも表情を変えるブルースに託されている。
関西がどうとか、そういうローカリテイは超越した、昇華した、そんなアルバムです。というようなことを書くことになると思います。レコーデイングが内田さんが住んでいる沖縄だったというのも色んなことを浄化したように感じさせるのかも知れません。発売はまだ先ですけど、どっかに記憶しておいて頂けると嬉しいです。
考えてみれば、関西のミュージシャンとこんな風に関わるのは初めてかなという感じなんですね。昨日書いたように、どっか尻込みするところもあったんですよ。去年の北山さん、FM COCOLOに次ぐということになるのかもしれません。でも、良い出会いになりました。
ということで、明日のニッポン放送の60周年番組の台本を今からなんですね。と言ってもお酒も入ってますからねえ。明日の朝からかな。間に合うかな。曲ですね。「憂歌兄弟」からはまだかけられませんからね。憂歌団の「シカゴバウンド」を。シカゴと大阪は似てるかも、ですね。じゃ、お休みなさい。