安物買いの銭失い、というんでしたっけ。安いということに飛びついて買ったけれど、結局、使い物にならなかったとか、後になって後悔することになったとか。そういうタイプみたいです。そんなにショッピングに関心がある方じゃないですし、ブランドものに目の色を変えるということはないでんですけど、やっぱりハワイじゃないと買えないものもあるんですよね。
その筆頭がアロハ。日本だと気取ったハワイアンショップやマニア向けのお店でしか買えませんが、ここだとどんなお土産屋にもこれでもか、とぶら下がってます。しかも、値段も安い。ここに来た時に一年分まとめ買いをするようにはしてるんですが、これで失敗することも多い。その例でした。
アロハ専門の古着屋さんというお店があるんですよ。世界最大のビンテッジショップという打ち出しのお店なんですが、確かに安いんですすね。でも、お店で見た時と、街で着てみたりする印象が違うんです。それで失敗した感じなんですね。やっちゃった、という感じでした。
古着屋さんですからね。お店中にアロハがつるしたり、積まれたりしているわけです。倉庫みたいでもあって、かなり暗くいんですよ。あんまり気に入ったものがないなと思ってたら、レジいこれから出そうというものがまとめて置いてあった。「これは」と聞いたら、今から並べるというんですね。
どれもブルーや黄色、ピンクとか地色がきれいなんですね。そういうカラフルなものはあんまり持ってないなと思って見たら、ユニクロのシャツより安い。そこにあったのはサイズがLで、試着したらちょっと大きい。違うサイズもありますと言われてMを着たら、ぴったり。で、まとめ買いをしてしまったわけです。
ところが、ですよね。お店の中はかなり暗くて、地味な印象だったんで、その地色の明るさに目がくらんだのかもしれないですが、部屋で着たら、まるでお店の店員。かみさんにはさんざんに言われるわで、がっくりでありました。日本だと、明るい色のアロハ、で済むかもしれませんが、なんとも安手感はいなめない。
無駄な買い物をしたかなあ、とやや落ち込み気味で書いております。アロハって見慣れると、印象が違うんですね。外人のお年寄りが着ているさりげないアロハみたいなものがかっこいいなと思ってるんですが、その正反対でありました。買い物下手、一時が万事なんですよね。
というわけで、このアロハどうしよう(笑)。どたたかにお土産でゆくかもしれません(笑)。というわけで、明日は初体験のハワイアンウエデイングです。曲です。笠置シズ子さん、「買い物ブギ」。日系移民の歴史を想いながら。じゃ、お休みなさい。