昨日でしたけど。今日もやってるか。三日間ですからね。久々のオールスタンデイングいつ以来かな。2000年か、アジアツアーの香港公演以来かも知れません。あの時はすごかったな。会場の床が汗とペットボトルの水でびしゃびしゃ。会場の外の廊下に失神して運び出された人がまぐろみたいになってました。
そうだ、その時に知り合いになった香港の青年とその後しばらく文通してましたね。メールですけど(笑)。こっちは中学生くらいの英語だったんですけど、結構、楽しかったですよ。英語のメル友は、その彼が最初で最後かもしれませんね。GLAYやSOPHIAも好きな20代でした。
GLAYの北京公演っていつだっけ。2001年かな。あの時も、彼は、香港から見に行ってたんですよ。そのことを書いたりしてましたね。一度、友人と日本に来たこともあったな。その後、しばらく途絶えてたんですが、震災の後に、お見舞いメールが来ました。
中国語で”頑張れ”を”加油”というんですよ。画面一面に”加油”が書き込まれていて感動しました。香港の人達も心配してくれてるんだなあ、と思いました。うーん、色々思い出してきた。その時、お客さんのインタビューをしてたんだ。片言の英語で「どっから来たんですか」とか聞いてたら、後ろで「その人、日本人ですよ」と日本語で教えてくれた中国の青年が居たんですね。それが彼だったんだ。
日本語勉強中だったんですね。でも、LUNA SEAを見ていて、アジアをはじめ、海外で受ける理由は分かりました。ああいうソリッドでスタイリッシュなバンドは海外にないでしょう。強面のハードロックバンドはあるでしょうけど、LUNA SEAは違いますからね。
演奏も緻密だし、それでいてエッジが鋭い。クラシックも感じるしパンクでもある。美意識というか、幻想的というか、ファンタジーもある。昨日のZEPPは、ライブハウス空間なんで、アッパーな方に特化してましたけど、それでも荒っぽさには流れない。
良い意味の大人のバンドなんですね。でも、円熟とか、和気藹々という仲良しバンドにならない。若いバンドにこそ見て欲しいです。SUGIZOさんは激しかったですよ。退場する時は杖をついてましたけど。1月には武道館が6回あります。その後、アジアも行くんですよね。見たいけどなあ。
ということで、明日はいきものがかり、って脈絡が全然無い(笑)。両方とも好きですからね。「MIND OF MUSIC」は、彼らのバラードベスト「バラー丼」の特集。例によってメッセージもインタビューもありませんが。曲が素晴らしいですから、それだけで十分特集になります。
「丼」ですよ、あんまり縁がない(笑)。ご飯は少なめに、おかずを多めに、という年齢ですから。でも、その辺が彼らの庶民性でしょう。曲だ。「明日へ向かう帰り道」を。好きなんですよ。何気なく聞いていて泣きそうになる時があります。愛おしい曲というのは、こういう曲を言うんだと思います。
あ、明日は選挙ですね。こんなに気が重い、諦め気分の選挙は経験したことがない感じです。3・11後初の国政選挙だというのに。明日という時は明るい日と書くのね、という歌が昔ありましたけど、明るい明日が見えてこない。ほんとに予想通りの結果になってしまうんでしょうか。じゃ、お休みなさい。