鳥肌もんでしたよ。これぞ吉井和哉という感じ。ダーク&ブライト。深い陰影の中で輝いている。憂いとか倦怠感とか、退廃的な空気に引き込まれて行くような快感。それでいて骨太、がっしりとした力強いロック。アメリカやイギリスのロックのフォーマットでありながら日本が見える。
イエロー・モンキーの中にあった情念的な湿り気あるメロデイーとダイナミックで外連味のないロック。衣装も黒、でしたからね。手足の動きの妖しさは独壇場ですし。明るさい解放感とは違う世界が、妙にしっくり来る時代になってるのかもしれません。
そういうロックをやれる人、少ないですよね。ソロだと氷室さんくらいか。吉井さんの方がもっと耽美的ですね。絵画的というのかな。バンドだとLUNA SEAでしょう。先々週から大阪を皮切りにツアーが始まりましたね。12月にはZEPP TOKYOがあります。
LUNA SEAの「終幕」のツアーの大阪城ホールのライブDVDが出るんですよ。出たのかな。それに原稿を書いてます。LUNA SEAとは何なのか、そんなに長い原稿じゃないですけど、力は入ってます。それがきっかけでSUGIZOがNACK5の「J-POP TALKIN’」に来てくれることになりました。
ということで、吉井さんは来年1月にベストアルバム。その後に「グッバイ・吉井和哉」というツアーに出るんだそうです。そのベストの発売日はGLAYがオリジナルアルバムを二枚同時発売する日でもあるんですよ。GLAYはその後アリーナツアーですし、来年も忙しくなりそうです、って早いか(笑)。
12月から始まる新企画の取材で結構煮詰まってます。昨日も一昨日もそれでした。中身はもうすこししたらね。まだどんな風に進めるのか見えてないんで。というわけで、吉井和哉さん「母いすず」という曲を。無国籍のようで日本。不思議な風景感のある曲です。じゃ、お休みなさい。