いきなりですけど(笑)。同録テープとか昔の雑誌とか、局に届いたバレンタインのチョコレートとか、お送り頂いてそのままになっててすみません。本例なら個別にきちんとお礼を申し上げなければいけないんですが、失礼を承知でこうしてまとめさせて頂きました。
そういうお礼を言わないままになってしまったことがたくさんあるんですよね。特に若い頃はそうでした。やりっ放し、お世話になりっぱなし、物は借りっぱなしという迷惑の掛けっぱなし。不義理と失礼。ほんとに思い出すのも気が引けるというか、恥ずかしいことばっかり。
特に、海外で取材した時に出会った人とか、段取りをとってくれたコーデイネーターの人とか、ちゃんとお礼をして、その後も連絡を取っていればなあと思う人がたくさんいるんですよ。その時は仲良くなったり、打ち解けたように思っても、結局それきりになってしまった人ばかりです。
やっぱり年取ったんでしょうね。色々思い出すと、そういう人たちが浮かんでくるわけで。結構覚えてるんですよ。住所ももらっていたりするのに、その後、なくしてしまったとかばっかり。我ながらいい加減なことばっかりやってきたんだなあと嫌になります。手遅れ、間に合わないでしょうけど。後悔先に立たずね。何だ、このしんみり具合は(笑)。
原稿モードの時の方がそういう気分になりますね。内省的になるのかな。短い原稿が二本、氷室さんとCHAGE&ASKAについてでした。あ、「KING SWING」の氷室さんのインタビュー原稿は先週入れました。次号掲載ですね。かなり長いインタビューです。
明日は、「J-POP TALKIN’」の収録。一日取られそうです。若い頃は、一日に二つや三つの仕事が出来たんですけど、今は、一日一つ。もどかしいんですが、仕方ないです。そう、この仕方ない、という諦めが持てるかどうかですね。若い頃はそう思えないんですよねえ。それで焦ったり空回りして身体をこわしてしまう。
周りがどうだろうと、自分のやることを一つ一つやって行くしかない。そんな当たり前のことを噛みしめつつ、春になるのを待ちましょう、ってテンション、低いねえ(笑)。さだまさしさんと瀬戸内寂聴さんの対談集を買いました。まだ読んでませんけど、寂聴さん、好きなんですよ。
というわけで、お礼の歌かな、こつこつやろうという歌かな。どっちでも良いんですが、、こつこつソングかな。斉藤和義さん、「ウサギとカメ」を。お礼を忘れたわけじゃありません(笑)。じゃ、お休みなさい。