ご機嫌さんよ、達者かね、という昔の歌謡曲がありましたけど、ご存じないですよね(笑)。千鳥足なんですね。かなりご機嫌。来年の仕事の打ち合わせを兼ねた食事会で盛り上がってしまって、そのまま、何と行ってしまったんですよ。「新橋・落陽」。荻窪にある店の姉妹店。一緒に食事していた出版社の人がよく行くらしく、誘われました。
流行りのフォーク酒場であります。どうも照れくさいんで、なかなか自分じゃ行きませんが、時々、こういう流れで足を運ぶこともあります。出版社とかには、結構いるんですよ、常連が。「行きましょう」と言われると、嫌というのも何だし、「それじゃ」ということになるんですが、って言い訳がましいか(笑)。
行けば結構楽しいわけです。お客さんは拓郎さんのファンばっかりだし、そういう人たちが歌うのも微笑ましいし、頭の薄くなったおっさんたちがギターを弾きながら眉間に皺を寄せて気持ちよさそうに歌ってるわけですから。家庭に居る場所、ないんだろうなとか余計なこと考えたりしてね。
でも、居心地が良いと言うことは緊張感もないわけで、ここにずっと居ると弛緩するな、と思ったりもしてあんまり行かないんですけど、ってまた言い訳だ(笑)。で、そんなに長く居ないでほろ酔いで帰ってきて、思ったより温かいんで駅から歩いてしまいました。15,6分かな。20分はかからないかな。
でもね、途中で後ろから足音がついてくる気がしたんですよ。ずっと追いつきそうで追いつかないという微妙な距離感でついてくる。気持ち悪かったですねえ。住宅街と言ってもやや郊外ですから暗い。途中に小さな川もあったりして人影が少ない。
気色悪いなと思いつつ早足になっても消えないわけです。途中にあった街灯の下で思い切って振り返っても誰も居ないんですね。えー、何だ、と思ってハット気がついたら、リュックの紐がぶら下がってパタパタ音を出すのに気がついたんですよ。何だ、これか、でありました。
幽霊の正体見たり何とか、でした。ま、千鳥足でしたからね。で、これから「深夜食堂」ですよ。今日は白菜漬けだそうです。これって、書き込み、じゃない”落書き”の中にありましたね、他の地方ではもう放送したものみたいです。ネット局の都合ということかな。
最初はひっそり始まって、評判が良いんでウチでも、ということでネット局が増えてるんでしょう。時期によって順番が違うんだと思います。こんな感じなんで、終わったらお風呂に入って寝ますね。明日も原稿がありますし。何だか、やや気持ちがだれてるんですよ。
みゆきさんや浜田さんの原稿が一段落したからかな。どっかで締め直さないとという感じです。フォーク酒場なんか行ってる場合か(笑)。明日も夜はこういう感じになりそうなんですよ。忘年会にはまだ早いよね(笑)。というわけで、曲だ。小田さんのトリビュートカバーアルバム「言葉にできない」が良かったな。
12月発売です。色んな人が小田さんの曲を歌ってます。タイトル曲はJUJU。でも、それぞれが趣向を凝らしていて競演感が一杯。こういうカバーは気持ち良いですね。その中から槇原君が歌っている「秋の気配」。時期外れですけど、彼のセンスの良さに感心した次第です。じゃ、お休みなさい。その前に「深夜食堂」開店です。