MINMIさん、というべきなんでしょうか。JUJUもそうでしたけど、こういう時、迷うんですよ。愛称、通称にはさんづけしないのが普通なんで、やっぱり呼び捨てで良いのかな。どうでもいいことのようですけど、それで心構えが違ってきたりします。
明日、初インタビュー。緊張感ありますねえ。日曜日、「MIND OF MUSIC」が終わってから直行で淡路島。彼女が主催する野外イベント「FREEDOM」を見てきました。瀬戸内海(かな)、海を望む海浜公園。今年が三回目。僕の行ったのは二日目ですが、二日間で3万5千人が集まってました。
レゲエフェスは実を言うと初めてです。大昔、70年代に日比谷の野音で開かれていたレゲエ・サンスプラッシュというライブは何度か行ってました。最近のレゲエが盛り上がっているのは知ってたんですけど、縁はなかったです。
映像で見たりしてお客さんの若さと熱気に気圧されていたのかもしれません。実際に、そういう感じでした。生の迫力はもっとだったかな。会場全体がタオルを振るというシーンの勢いは地鳴りがするくらい。怒濤のようでしたよ。
でも、レゲエだけじゃなくて、DRAGON ASHや氣志團も出てました。ただ、彼らにとってもレゲエファン、MINMIや湘南の風のファンは相当にAWAYだったんでしょうね。他のフェスでは見たことのないくらいのテンションでありました。
MINMIは、すごかったですね。主催者ということもあるんでしょうけど、堂々たる存在感で君臨しているという感じ。歌うというだけじゃなく語り、叫ぶ、聞き手の心を揺すり上げる。あれだけの声量と煽動感を持った女性は思い当たりませんでした。かなりの衝撃でしたよ。
母性なんでしょうね。大地のような女性シンガー&ソングライター。前作のオリジナルアルバムがまさに「MOTHER」でした。アメリカにはアレサ・フランクリンという人がいますけど、そういうタイプでしょうか。
明日のインタビューのテーマは24日に発売になった彼女の新作アルバム「The heart song collection」。初のコンセプトアルバム。震災後、ボランテイアなどで現地を訪れる中で、感じた「今、届けたい歌」「青春時代を彩った歌」。その中にはみゆきさんの「糸」もありました。
初めてお会いする緊張感。今夜夢を見そうです。自分で言うのもなんですけど、ほんとにわかりやすいんだ。印象的なことがあったり、そういう出会いがあると大体、夢に出てきます。どんなインタビューになるんでしょうか。今週と来週の「J-POP TALKIN’」です。
ということで、MINMIの曲は、明日かな(笑)。布袋さんの30周年記念アルバム「ALL TIME GUEST」の中でDORAGON ASHがやっている「DRAMIN’」が無茶苦茶かっこいいです。精神を継承しつつ、自分たちの作品にしている。「FREEDOM」では残念ながらやりませんでした。じゃ、お休みなさい。