再開です。と言っても中断とかお休みするとかは言ってなかったわけで、そんなに大げさなことではないんですけど、かなり空きましたからね。そういう状態じゃないという日々が続いておりました。まあ、何度も書いてますけど、徹夜するような年齢じゃないんで、そこまで無理はしてませんけど、精神的に余裕はなかったですね。
でも、一段落であります。やっと終わったという感じかな。割と長い原稿が多かったんですよ。大体一日400字詰め原稿用紙だと10枚から15枚というのが適正、というか、無理せず書ける枚数なんですけど、今回、20枚規模が多かったんで、一日だとフーフーという状態になってましたね。
後は、遅れに遅れていた「J-POP列伝2」のゲラの残りがある程度で、ようやく日常に戻る。レギュラー中心で動けるようになります。年度末気分満喫です。フリーランスですから、そういう年度がどうとかいう縛りはあんまいないですけど、本にはありますね。年度内に出したいという。
去年は、そういうことがありました。「終わりなき日々」を当初は3月発売にしていて、それだと前年度になるんでしょうけど、間に合いませんでしたからね。担当の方にかなり嫌みめいたことを言われました。みなさん、目標売上とかありますからね。年度内に出ないと達成できないわけです。
CDもそうですもんね。3月になるとベスト盤が増えるのは、年度内に出して帳簿の数字を合わせるためということは昔から言われてます。「J-POP列伝2」を3月31日に出すと言うのもそういう事情かも、ですね。その辺は僕はタッチしてませんから。もっと早く出してよ、と言っておりました(笑)。
そう、「70年代ノート」が発売になりました。毎日新聞発行です。1600円(笑)。自分で言うのも何ですが、割と評判は良いみたいです。当時の現場にいないと書けないことが多いせいでしょう。更に、70年代の10年間を踏まえているということもありそうです。
メデイアの中には、70年代・イコール・フォークという安直な予定調和がありますけど、それだけじゃなかったですからね。中盤から後半は全然違うシーンが展開したわけですし、そこを踏まえて頂けたら、という感じです。しかも”自分史”的に書いてますからね。
自分の中では70年代の傷の歴史という気もするんで、あんまり書いてこなかったことですけど、そこをないがしろにすると妙に客観的になってしまうんで。へえ、こんなことやってたんだ、と思って頂けると嬉しいかも、です。
で、タイトルになっている「J-POP TALIK’N」ですね。NACK5土曜日夜10時から30分間。8年間続いた「J-POPマガジン」の後になるわけです。時間帯は違いますけどやってることは同じです。二週間一アーテイストのロングインタビュー。
違うのは、Podcastingで聴けることなんですよ。NACK5のホームページから行けます。実は、先週の日曜日か。ミスチルの横浜アリーナに行ったんですが、その時、隣になった若いライターが、「今、電車の中で、PodcastingでJさんのインタビュー聴いてました」と言われたんですよ。
これは嬉しかったですね。番組聴いてますや本読んでます、というのとは違う新鮮さがありました。彼はセンスの良いライターですし、今、色んなアーテイストも書いてますけど、そういう人に言われるのはやっぱり違います。
こういう仕事をする人が減ってますし、関心を持ってもらえるだけでもうれしいわけですから。しかも感想も言ってもらえる。Podcastingは全国ですしね。ラジオの未来はその辺にもあるんだと思います。
「J-POP TALIK’N」、今週と来週は、RADWIMPSのインタビュー。つまり、来週の番組終了後にノーカット版がアップされます。ノーカット版ですからね。是非、一度お試しを。その後は小室哲哉さん、吉井和哉さんと続きます。インタビュー自体は来週ですけど。
暖かくなりませんね。花粉ばっかり飛んでますけど、気温は上がらない。今日もユニクロタイツのお世話になってしまいました。鼻はぐちゃぐちゃですけど、鼻うがいの回数、増えてます。塩、大目に入れてみますね。
来週、拓郎さんたちはハワイか。良いなあ。こんな状態ですし、僕は行けませんね。「70年代ノート」のプロモーションもあります。どこに出も行きます。よろしくお願いします、ということで再開でした。曲は松尾和子さんの「再会」。全然違う歌ですが(笑)。
松尾和子さん、中学生の時に好きでした。オフクロに「中学生の聴く歌じゃありません」と怒られてました(笑)。「再会」って監獄に入っている恋人を思う歌なんですよ、今、そんな歌ないでしょう。そういう中学生でした。じゃ、おやすみなさい。