GLAY”さん”です。ファンの人たちはそう言うんですよね。さんづけしてます。いつ頃からなんでしょうね。他にはそういうバンドはいるんでしょうか。サザンさん、とは言わないでしょ。ラルクさんとは言うのかな。ミスチルさんとかね。
ビートルズさんとは言わないもんね。ストーンズさんと言わない。でも、そう言いたくなる感じもあるんでしょうね。一人の人間のような聴かれ方、見られ方、受け止められ方。バンドに人格がある、バンドが人格を持っている、ということなんじゃないしょうか。
昨日の横浜アリーナを見ていてそんなことを感じました。ライブパフォーマンスも素晴らしかったですけど、それに輪をかけてGLAYというバンドの聴き手との距離感を感じました。人懐っこさというか、人間味というか、もちろんTERUさんの人柄に依るところも大きいんでしょうけど、それがバンドの人格になってる。”さん”なんでしょうね。
パフォーマンスもすごかったですね。TERUさんは歌いすぎて倒れてしまったように見えましたけど、大丈夫だったのかな。昨日は挨拶も乾杯もなかったんで、今日、確かめてみようと思います。今から向かいます。今は東京駅の傍の例のバイキングレストランであります。
寒かったですねえ。朝、出る時の気温は一度。風が冷たくて体感温度は明らかに零度以下。家を出てタクシーに乗った時、運転手さんと「初日の出みたいなきれいな太陽ですね」とか言ってたのに、海浜幕張についたら、雪でありました。
京葉線の車内でうとうとしていたんで、南船橋で目を覚ました時はビックリでしたよ。目が覚めたらそこは雪国でした、という感じでしたから。ものすごい変化。今は、青空ですからね。でも、夜はもっと冷えるんだそうです。
「MIND OF MUSIC」は、K-POP特集。パートナーの小島麻子さんが、もう何年も前から好きだったということで彼女の責任編集。面白かったですね。僕は門外漢でしたからね。勉強にもなりました。
2000年だったか、99年だったか、CHAGE&ASKAのソウルコンサート、オリンピックスタジアム二日間というのも見に行ったことがあるんですが、その時は韓国で日本語の音楽が解禁になったばかり、彼らの記者会見でも「歴史認識」を訊かれるという具合でまだまだ壁がありましたが、今はもうないでしょう。
エンターテインメントの力、なんだと思いますね。政治や教育ではなかなか超えられないものを軽々と越えて行った。韓流・K-POPは20世紀が終わった象徴なんだと思ってます。もちろん、色んな要素もあって、J-POPについて考えさせられたりもしてますが。
ということでGLAYさん、横浜アリーナ2日目に向かいます。曲ですね。東方神起の「WHY?」という新曲はカッコ良いなと思いました。じゃ、また。