続きましたねえ。四日間。久々でありました。土曜日は「J-POPマガジン」の直太朗さん公開スタジオインタビューの打ち上げ、日曜日はいきものがかりのライブの後に音楽雑誌仲間と、月曜日は、出版界の先輩と、昨日は、放送・音楽業界の定期的私的同窓会、それぞれ趣が違いました。
場所も大宮、渋谷、地元近辺、赤坂と四者四様。アルコール類もビールに老酒に泡盛に焼酎。なかなかバラエテイに富んでおりました。さすがに若いころみたいに量は飲みませんけど、久々だったせいもあって、最近にない盛り上がった飲み方でありました。
話題もそれぞれの仕事に沿った形でばらばらでしたけど、共通していたのは、i-padかな。昨日も十数名の参加者の中で持参している人がいて、彼は話の中心になってましたよ。確かに、あれは革新的であります。
情報がまちまちだったんですね。メールは使えないとか、電話はかけられないとか、ネットは見られないとか。でも、段々分かってきました。何といっても、文字の大きさを変えられるのはすごい。お年寄りにとっては天眼鏡が不要になるという画期的なメデイアになるでしょう。
それ以外はネットで済んでしまうことも多くて、そんなに必要性は感じなかったですけどね。でも、書き手として考えると、脅威という面と期待する面と両方あるような気がします。まあ、新しいものは何でもそうなんでしょうけど。
脅威というのは、あれは、ページビューとか言って、どのページを何人の人が閲覧したか数字が出るんですってね。つまり、数字の出ないページはどんど捨てられるんだとしたら、"売れないものは不要”という悪しき価値判断が徹底する危険性があるということでしょうか。
可能性ということでは逆ですね。本よりよりも情報量が増えるとしたら、本にはなりにくいものも取り込めるかもしれない。そうなると読者の選択肢も広がるでしょうし、書き手にとっても門戸が広くなる、と良いなと思います。いづれにせよ、新しい時代への過渡期の象徴でしょう。
でも、コンサートの後に飲みに行くことがなくなりましたね。日曜日はライブの開演が4時半だったことも時間もあったんですが。渋谷の台湾料理屋の老舗、麗郷、あそこも久々でした。渋谷がまだあんなにきれいになる前からあるんですよ。
月曜日、なんで地元近辺だったのか。ラジオに間に合うためであります(笑)。間に合いました。気がついたら終バスが終わっていてタクシーで帰宅。番組は間に合いましたが、カミさんは「そんなに大事なの」と呆れておりました。
「吉田拓郎・終わりなき日々」。今日、校了しました。手が離れました。もう直せない。まだ直し足りない感じになってますし。あれでよかったのかなあと未練たっぷり。書いている時が一番幸せなのかもしれません。泣いても笑っても、二十日後には本屋さんに並びます。
というわけで、明日はアルコール抜きですね。暑くなるそうです。このまま梅雨に入るんでしょうか。雨ねえ。色んな曲があります。スキマスイッチの「雨待ち風」を。じゃ、おやすみなさい。