自分で書いておいてなんですが、”無事”は大袈裟な感じですね。別に危険な場所に行くわけじゃないですし、何か特別な任務を背負っているわけでもないですからね。単に三日間の野外コンサートを見に行っただけで、無事はあんまりでしょう、ってじゃ、書くなよという感じですが(笑)。
でも、ちょっぴりそういう感じもあるんですよ。思いすごしということになったわけですが、それなりにプレッシャーがあったのも事実でした。お天気に恵まれました。三日ともピーカンな快晴はなくて、曇り空で時折日がさすという程度、二日目は、軽いシャワーもあったりして、野外イベントとしては最高の過ごしやすさでした。
心がけですよ、とか言ったりして。そういうヤツいるんだよな。自分だけの力、みたいに言いたがる人。それを言うなら、参加者全員でしょうからね。でも、四日間一滴も飲まなかったのも事実でした。一日目、二日目は午前中に放送でしたし、三日目は午前中に原稿もありました。
打ち上げで飲んだら起きられないなと思ったのが正解でしたね。終わってホテルに戻ってお風呂にさっと入ってすぐに寝る。pcは持ってきてましたけど、三日目までは開けませんでした。そう、新聞も見てないや。ただひたすら会場と往復の音楽漬け。なかなか良かったですよ。
今年は、BankBandの充実ぶりが凄かったですね。5年目という蓄積なんでしょうね。即席のハコバンという感じはないです。あれだけの超一流の呼吸が一体になって、なおかつそれぞれが持ち味を生かして見せ場を作れるようになった。圧巻でしたね。
今年も名場面続出でありました。名曲も満載でしたし。清志郎さんへのリスペクトと追悼の想いも溢れてました。RCの「ステップ」を、桜井さんが出演者と一緒に歌った場面は感動的でした。彼は、毎回、ポップスの伝道者的な感じがしてます。
伝道者というと宗教的かな。でも、みんなが知らない曲を取り上げて、それを原曲とは違う説得力で表現する。BankBandがそういうバンドでもあります。あのバンドを見に毎年行ってると言っても過言ではありません。一日目の甲斐さんの「敗れたハートを売り物に」の生演奏のグルーブは感動ものでした。
個々にはいろいろありますが、それは雑誌などで。矢沢さんが出るとは思いませんでした。「J-POPマガジン」の来週と再来週のインタビューゲストですが、もう収録してしまってますからね、改めて昨日のことを聞くわけにはゆきません。桜井さんは「歴史の目撃者になってください」と言ってました。確かに目撃しました。
今年は若い出演者も多かったですしね。「未来について考える」わけですから、若い世代に届かないと意味がないのも当然ということになります。三日目に出たいきものがかりがあの体験をどんな風に消化してくれるのか楽しみです。
今日は、そのままスペースシャワーのコブクロ特番のインタビュー。実を言うと、向こうに違う資料を持って行ってしまって、今朝7時過ぎの新幹線で戻って、早めに入って予習をしなければいけない羽目になりました。眠いです。
解散しましたねえ。やっとこさ。どうなりますか。というわけで、ゆっくり寝ます。曲ですね。甲斐バンドの「破れたハートを売り物に」かな。じゃ、おやすみなさい。